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紳士淑女御用達
こだわりのロングセラー
著者:岩川 亜矢 画/和田 由美 文  四六変形判 272ページ 1680円

時代の記憶をたどり、あなたの大切なモノ語と出会う本―
 めまぐるしく移り変わる流行の中で、変わらない持ち味で、長い間人々に愛され支持されているモノたちへの賛歌。遠足のおやつの定番だった「カルミン」、"やめられない、とまらない"で一世を風靡した「かっぱえびせん」、どこの家にもあった「旭馬印マッチ」ページをめくるたびに郷愁に浸る人も多いはず。でも、これらがすべて現役というところが驚きです。
 やはり、長く愛され続けるモノには、理由がある。その魅力の一端を、写真と間違えるほど精巧なタッチのイラストとモノたちへの愛情たっぷりのエッセーで綴る、おすすめの1冊。
 ロングセラーの逸品、全119点、あなたはどこから読みますか?

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 中身をちょっぴり紹介 ―本文より

 ※本物そっくりの美しいカラーイラストは、北海道の第一人者、岩川亜矢さんの手に よるもの。迫力のオールカラーでイラスト集としても十分楽しめる。

 時代がお菓子を作ったのではなく、お菓子が時代を招いた。久しぶりに食べてみようか―。

〔キャラメルコーン〕
発売から変わらない真っ赤なパッケージが目印単純でわかりやすいネーミングが、親しみやすさを生む要因だろう。甘いコーンの合間から顔を出す塩味のピーナッツが隠し玉。

〔明治ミルクチョコレート〕
幼い頃は高級なおやつ。セピア色のパッケージは何回か変更されているが、このイラストは有名なデザイナー亀倉雄策が手がけた平成4年のもの


 あのパッケージ、そういえばウチにもありました。これぞ家庭の常備薬―。

〔メンソレータム〕
軟膏の代表的なブランド。パッケージの“小さな看護婦さん”は、どんな痛みも消してくれそうな優しい表情が溢れている。

 生まれも育ちも北国で、よくぞ生きたり、長い歳月。長寿の秘訣は味にあり―。

〔カステーラ〕
見覚えある懐かしいレッテル。“名誉総裁賞受賞”という文字が、輝ける金字塔 という感じ。今も愛され続け、映画館のデートで食べたという若い人もいる。

〔ホワイトチョコレート〕
発売当初はさっぱり売れず、口コミで購買層が広がったホワイトチョコレート。故・坂本 直行さんによる包装デザインが、なんとも心に残る。昭和52年。第19回全国菓子博覧会では、名誉総裁 賞を受賞している北の銘菓だ。